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肝臓病の自覚症状とは

肝臓とは、とてもキャパのある働きものの臓器ですが、静寂の臓器であり、陰の力持ちでもあります。その肝臓に問題が起きた時には、なかなか自覚症状が現れにくいと言われています。ですが本当に自覚症状が出ないかというと、そういうわけではなく、我慢をしながらも身体は小さなヘルプの声を上げているのです。

 

 

 

そんな肝臓病の自覚症状とはどんな症状なのかを、肝臓の役割、そして自分で心がけるべき処置なども含めて、ご紹介したいと思います。

 

 

1:肝臓病は自覚症状がない人も?

 

 

自覚症状がないわけではない

肝臓病には、肝臓がん、肝硬変、肝炎などの名前を耳にした事があるかと思います。肝臓は問題が起きても、直ぐにはっきりした自覚症状が出ない臓器の一つと言われてはいますが、身体に異常がおきたのに何の変化も無いわけはありません。

 

 

 

ただ人によって気づきにくいというだけ、と言えます。その人が毎日忙しくて、ちょっとした異変が体に起きても気づかない、又は普段から我慢強い人であったり、他の何かと勘違いしてスルーしてしまうなどの場合があります。

 

 

病気を疑いすぎるのも良くない

ではそうかと言って、毎日自分の身体に神経を尖らせて小さな異変にもいちいち対処しようとしていたら、ストレスにもなりますし、必要以上に悪いシチュエーションをイメージして心配していると、弱気にもなり本当に病気になってしまいかねません

 

 

 

ただ毎日あなたのために頑張って起動してくれている尊い身体ですから、時々身体の声に耳を傾けてあげて欲しいものです。

 

 

その人の体質や意識にもよる

例えば大酒飲みの人は肝臓や他の臓器に負担がかかり、問題を起こす確率が高くなるとよく言われていますよね。お酒に元々強い人と弱い人がいるように、その人の体質で受け付ける量や、飲んだ後の意識や体の変化には違いが出ます。

 

 

 

普段からお酒が強く大酒飲みなために、肝臓がちょっとした悲鳴を上げても、ほぼ毎日酔っている時間があるために、一時的におかしな感覚になっているだけだ、などとスルーしてしまう人が多いのではないでしょうか。

 

 

 

又は、生まれながらに体質がデリケートな人は、ちょっとした異変を敏感にキャッチするか、反対に、体が弱いほうだから少々気分が悪いだけで、どうせ又、大したことではないだろうとスルーする人もいるかもしれません。

 

 

 

 

2:肝臓は、こんな役割をしてくれる臓器

まずは肝臓はどんな仕事をしてくれているのかも見てみましょう。

解毒の働き

肝臓は沢山の働きをしてくれている優れた臓器です。その一つにはあなたの身体に有害とされる物質を細胞内で消化し排泄へと促して身体を守ってくれているのです。つくづく肝臓は、お母さんのような臓器だなと感じてしまいます。

 

 

 

血液を流れてくる毒素、ウイルス、老廃物、アンモニアなどを解毒してくれますが、身体のオーナーであるあなたがもし無頓着に不健康生活を続け、過酷に臓器を働かせ続けていると、さすがのお母さん臓器も過労になってしまいます。

 

 

代謝や貯蔵

肝臓は又、食事で摂った栄養素が小腸から吸収され肝臓に送られて、そこで全身の細胞へエネルギー源として送り込んでくれる役割もしています。米飯やパン他の炭水化物や糖分は、ブドウ糖に分解されたあと、肝臓に来たときにはグリコーゲンに変えエネルギー源として全身の細胞へ送られます。

 

タンパク質はアミノ酸に分解された後、肝臓でその人に合ったタンパク質に変えます。脂質は脂肪酸、グリセロールに分解された後、肝臓でコレステロール、リン脂質、中性脂肪に変えます。このように代謝をし、そして一部は肝臓に貯蔵されます。

 

 

胆汁を作り分泌させる

肝臓は又、脂肪の消化と吸収に必要な、胆汁を作り分泌させる仕事もしています。そして身体に入らない物質を排泄に促す仕事もしてくれているのです。

 

こんなに色々な働きを担ってくれている肝臓ですから、いつもわがままな生活で肝臓に無理な後始末ばかりをさせていてはいけません。

 

 

 

 

3:肝臓病で現れる見落としがちな自覚症状とは?

ではここで、メインのトピックである肝臓に負担がかかった時や問題が起きた時の自覚症状についてご説明したいと思います。

 

だるさや眠さ

肝臓に問題のある人は知らない間に、朝起きた時から日中も通してずっと身体がだるいような感じがあります。そして常に眠むけがあり、そうかといって夜は眠りが浅く、ちょっとした音で目が覚め寝つきが悪いなどがあるようです。

 

 

 

頭が重い感じがして、疲れやすくなりますが、これは体内の老廃物や毒素がよく排泄されなく身体に溜まっているので、血液も濁ってくるからのようです。

 

 

お腹のもたれや張り

食後は暫くするとも垂れたようになり、何時間経ってももたれが消えないといった症状があるようです。ちょっと食べ過ぎた時、特に脂肪分や炭水化物の物を多く食べた時に、よくも垂れてしまうようです。

 

 

便やガスがすっきり済まない

便がすっきり出なくガスも溜まりやすいようです。便がスルッと出ないとしだいに宿便が溜まり、余計にすっきり出なくなりますし、毒素が体内に溜まりそれが再び体内をめぐるようになると、余計に疲れやすくなります。

 

 

 

ガスの回数は増えるし臭いも強くなり、ガスが出きらない分は逆流して口からゲップとして出、口臭も強くなります。

 

 

 

しかし上記のような症状はけして特別な症状に感じなく、肝臓の問題がない普通の体調の人も、多忙やストレスフルな生活の時に出るかのような症状なので、身体は辛いが意識としてまだまだ普通の域だと思いこんでいる人も少なくありません。

 

 

 

 

 

 

4:精神的な自覚症状は?

イライラし安堵できない

身体がだるいのでイライラしやすくなる上に、傍からは怠けているように見られることもあるので、それでストレスに感じたり、又は無理をしてしまうことにもあります。生活全般が気分よく済まないので、自分に苛立ったり、安堵した時間が送れなくなります。

 

 

心配やネガティブな思考に

身体がスッキリしない日々が続くと、気分も滅入り徐々にネガティブな思考に走りやすくなる人が多いようです。起きる確立の少ない悪い状況をイメージしては心配を膨らませる人もいます。

 

 

 

心配や不安は、ますます血液を濁らせ、身体のだるさも増してくるので、これはいけないなと気づいたら、あえて楽しい事を考えたりしたり行なったりし、自分の情のコントロールをはかりましょう。

 

 

5:その他に見られる自覚症状は?

寒くなったり厚くなったり

肝臓がスムーズに機能しないことで、体温調節が上手く行かない時が増え、周りの人と比べると、直ぐ寒く感じたり暑く感じたりと、温度への順応が悪くなってきます。

 

 

皮膚の黄色みや赤み

肝臓病が進行していると、全身又は部位によって黄色っぽくなってくるようです。又、血管がひらいたり縮んだりの働きが悪くなるために、手がしもやけの様に赤っぽくなることもあるそうです。

 

 

背中右側の痛み

肝臓病が進行して入ると、時々背中の右側に痛みを走る事があるようです。しかし他の神経痛だろうと思い込む人も少なくないようです。

 

 

 

 

6:まず自分でできる処置とは?

食事の管理

日々の食事は自分の口に入れるものですから、自分で意識しコントロールしましょう。バランスの良い栄養素を楽しく摂る事は勿論、食べ過ぎないようにしましょう。又、規則正しい時間に摂るのが合っている人も勿論いますが、時間ばかり気をつけ、お腹が空いていなくても無理に食べるのが良いとは言えません

 

 

休息やストレス解消

だるい日々が続くのに回りの目を気にして無理に動くのは、ストレスもたまるし考えものです。身体が何かのサインを出しているのですから、異様にだるい、眠いといった時には、しっかり休息をとり医師に相談するなど、自分が責任もって自分の尊い身体を管理しましょう

要らぬ心配を排除

先述したように、常時だるいなど体調が思わしくない日々が続くと、気分も滅入り要らぬ心配が膨らむ人も少なくありません。ですが心配事はそのままでいるとどんどん膨らみ、それをストップさせる意識をもたなければ、果てしなく膨らむものです。

 

 

 

心配は心や脳がどんどんそうさせるので、臓器の機能や血行などにも、脳はマイナス的な指令を送ってしまいます。心配しすぎやネガティブな思考になったら、意識して楽しい事を考えたり実行したりして、排除してください

 

 

まとめ

 

肝臓に問題が起き始めてからの自覚症状は、人によってはなかなか気づきにくい臓器のようですが、全く症状が出ていないわけではありません。ただ特別な症状として認識しずらい人が多いので、時々身体の声に耳を傾け、メンテナンスを考えてあげましょう。

 

 

 

よくある自覚症状としては、常時だるい、眠い、お腹がもたれやすい、心配や不安が膨らむ、イライラする、などがあるようです。病が進行していくと、体温調節が上手くいかなかったり、背中の右側に痛みを感じたり、皮膚は黄色みや変な赤みが出るようになることも。

 

 

 

是非、働き者の肝臓を、他の臓器とともに、大事にしてあげてくださいね。